愛しい♡我が子は自閉症

愛息子であるナナトは、私たち夫婦の宝物。自閉症のナナトと、ナナトの応援団である家族の、成長と葛藤を綴っていくブログです。

自閉症と診断されるまで〜療育の第一歩〜


1歳半検診で紹介していただいた、発達に遅れがある子どもたちが集まるお教室。

 

ナナトはこちらに半年間お世話になりました。


1歳半〜2歳半くらいまでの子どもたちが、保護者と共に集まり、歌を歌ったり、絵本を読んでもらったり、リズム遊びをしたり、風船で遊んだりします。


ナナトにとっては、初めて集団の中で活動するという貴重な体験でした。


ここでのナナトの様子は、

 

*自由時間は、色々な玩具に興味を持って夢中になって遊ぶ。

 

*自由時間が終わると泣く。

 

*人が多いコーナーには近づかない。

 

*お友達に興味がない。

 

*絵本の読み聞かせや、みんなで集まる時間になるとその輪から離れたがる。

 

*2回目以降は、部屋に入ることを嫌がり、帰りたがる。

 

といったかんじ。


とにかく、とてもとても不安そうでした。

 

私が近くにいて、前向きな言葉をかけたり、楽しそうに参加しても。


いつもいつも不安気な表情。


これまで見たことがないような、不安そうな表情をしていました。


そしていつも以上に、何度も何度も抱っこを求めます。


私はそれに答え、必ずナナトを受け止めました。

 

普段あまり抱っこを求めないナナト。


抱っこというより「しがみつく」感覚で、力いっぱいぎゅうっと握られていました。


回を重ねるごとにナナトの渋りは酷くなり、そのお教室に入るとナナトは無表情になっていきました。

 

後半はお教室の間中、2時間ずっと抱っこということも。


慣れるどころか、どんどん不安が積み重なっている印象でした。


半年通った後、お教室の職員と話をする機会があり、私の方から、活動中に感じたことをひとしきり話しました。


そこで先生から返ってきた言葉は、意外なものでした。


ねぇ、お母さんって保育士さん?


お子さんのことをすごく理解されているし、お母さんの笑顔と言葉かけがとっても素晴しかったから、みんなでそう話していたんです。


ナナトくん。お母さんとの信頼関係がしっかり出来ているのが分かります。


ここに来てもらって私たちが何を見ていたか、それはお母さんなんですよ。


お母さんがどんな風に子どもを受け入れ、どう接しているかを見ていたんです。


この子が何を持ってるか、診断は医師にしか下せません。


でもあなたの下でなら、この子はきっと大丈夫。


まだ2歳ですからね。


今から言葉も爆発的に増えてくるはずです。


今まで通りの関わりを続けて下さいね。


聞いたことがありました。


療育は、子どもを育てる場所ではなく、親子を育てる場所なのだと。


先生の言葉に、私次第でナナトの育ちが変わるんだと、改めてその責任を感じました。


そしてこのお教室でのナナトの姿を見て、私が思っているよりも、

 

ナナトはずっと生きづらいのかもしれない。


と感じたのです。


この気づきは私たちにとって大きな収穫であり、よりナナトを、深く理解してあげられたような気がしました。


療育グループに通って、目に見える大きな成長があったわけではありませんが、ナナトのことをより深く理解できただけでも、このお教室に通ったことには、大きな意味があったと思います。


これがナナトの療育の第一歩でした。