愛しい♡我が子は自閉症

愛息子であるナナトは、私たち夫婦の宝物。自閉症のナナトと、ナナトの応援団である家族の、成長と葛藤を綴っていくブログです。

自閉症と診断されるまで〜就園先の決定〜

 

幼稚園に行くべきか、療育園に行くべきかと悩んでいる時。




心理士さんによる簡易発達検査を受け、幼稚園に行くべき!と背中を押してもらった私とナナト。




それでも、療育が受けられないという点が気になり、まだ決断できずにいた時。




一人のママが声をかけてくれました。





「○○幼稚園、見学行かれましたか?」





○○幼稚園は、我が家から1番近くて、この辺りでは1番教育的で1番厳しいと噂の幼稚園。





ナナトには合わないだろうなと、唯一見学に行かなかった幼稚園です。




「行ってないんですけど、ナナトにはちょっと難しいかなと思いまして。」




と言うと。




「この子のお兄ちゃんが通っているんですけど、とってもいい幼稚園なんですよ。見学だけでも、一度行かれてみませんか?」




とお誘い下さいました。





有難い!!!





気にかけて声をかけてくださっただけでも、本当に有難いことでした。





ということで。




早速早々に見学に行きました。





そして、また早速早々にやられました。





園長先生の素晴らしさに!!!





園長先生は、ナナトとしばらく遊んでくださった後。




こんな風に話して下さいました。





お母さん、療育園に行く必要はないですよ。



幼稚園で十分伸びる子です。



ここでなくても、幼稚園で子どもたちや先生から沢山の刺激を受けた方が、ナナトくんは絶対に伸びますよ。



ただ残念ながら、発達がゆっくりな子は、大体うちの園は選びません。



この子には無理とか、この幼稚園だと我が子が目立つからとか、ついていけないからという理由だと思います。



お母さんはどうですか?




お母さんはうちの園を見て、職員を見て、教育理念を見て、うちに入れたいと思われますか?



もし、うちの教育を受けさせたいと思うなら、私たちは大歓迎です。





ついていけるか、いけないかじゃなくて、それぞれの子のペースがありますから、それぞれのペースに合わせて、ゆっくり楽しめたらいいんです。




朝泣いてお部屋に入れなかったら、気分転換にお散歩に連れて行ったり。




椅子に座るのが嫌だったら、はじめは先生の見守りの下、一日中外に居ても構いません。




でもね、みんなちゃんと自分から帰ってきます。



ナナトくんがうちの園に入って、加配が必要だなと判断したら、加配を付けます。



診断が下りる前でも、職員は足りていますから、担任だけでは難しいなと思えば補助を付けます。




ナナトくんが楽しめるように、精一杯ナナトくんを導いていきます。



それでも始めは行事などで目立つと思うんですよ。



でも、ナナトくんに嫌な思いはさせません。



ほんの少しでも達成感が味わえるように導きます。



みんなと同じようにできなくて、ちょっと恥ずかしい思いをするかもしれないのは、ご両親だけです。



それを受け入れられるかどうか。




ナナトくんに無理はさせません、絶対に。




ナナトくんを楽しませながら、育てていく自信はあります。




あとは、お母さん次第です。




この園長先生の、力強い言葉が頼もしくて。



何より。



診断がおりていなくても、必要であれば加配を付けて下さるという、信じられない神対応が有り難くて。




単純な私はまた、この人にナナトを任せたい!と思ってしまったのです。




療育が受けられないというのは、まだまだ不安ではあったのですが。



加配を付けて下さって、丁寧に関わっていただけるなら。




ナナトにとって、それが療育の代わりになるのではないかと。



やはり1番は、ナナトが笑顔になれる場所を選びたいと思い。




この幼稚園に入園することを目指して、こちらのプレに通うことにしました。





するとどうでしょう。





あの泣き喚いていたナナトが、嘘のように喜んで通うではありませんか!!!




2歳の10月からお世話になったこちらのプレ生活。




4月までの半年間、ナナトは一度も、泣くことも渋ることもありませんでした。





こうして、長い長い園選びが終わり。





今もナナトが通う素晴らしい幼稚園に、たどり着くことができたのです。